吃音

娘の療育を始めるまで1年かかった過程

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こんにちは!やしこです!(^^)!

コロナショックで世の中大きく変わっちゃいましたね…

私は、ちびっ子達に家が壊されるんじゃないかと、ひやひやしてしながら自粛生活をしています。

今回は前回のプロフィールで詳しくお伝えしていなかった『娘の療育を始めるまで1年かかった過程』を書きました。

あの頃の私は、

娘の吃音について誰かに打ち明けるまでは、1人で悶々と抱え込んでました。

自分で自分を追い詰めていたんだろうな。

そんな状態から、娘が療育に通うまでに至った過程をお伝えします。

あくまで私の一例です。

お住まいの自治体や施設によってプロセスは全然違うと思いますが、

療育を考えられている保護者の方の参考になれば幸いです(*^^*)

相談するまでの私の気持ち

まず言葉が遅いことが、

  • 成長が単にゆっくりなのか
  • 吃音なのか
  • 知能が遅れているのか
  • 発達障害なのか
  • いろんな症状がMIXしているのか

など、今ならいろんな可能性を考えられますが、当時の私はその判断もできませんでした。

なんとなくわかっているのは『うちの子は何か違う』

他の子の比較してはいけない。基準は分からない。でも『なにか』が違う。その漠然としている『なにか』が分からないから、どうすればいいかも分からない。

心が折れそうでした。

とにかくこの子の成長のペースがあるからと、考えないようにして現実から目をそらす日々。

パパも多忙ながらも娘と接して、なんとなく私と同じ気持ちは持っていたけれど、あえて深く考えないようにしていたと思います。

そのころ、パパは実家に電話した時は決まって必ず、

『みーちゃん、よく話すようになったでしょう?』って自分に言い聞かせるように両親に話してましたから。

誰かに『そうだね』って言ってもらって安心したかったんだと思います。

そんなもがいている心境でしたが

娘の為にもなんとかしなくては!と気持ちを切り替え、

自治体の子育て支援施設を訪ねたのが、療育につながる第1歩でした。

療育までの道のり

私が娘の療育までに以下の7つのステップを経ました。

  1. 子育て支援施設で相談する
  2. 3歳児検診で相談する
  3. 自治体の発達相談に行く
  4. 療育施設を探す
  5. 専門クリニックで診断書を書いてもらう
  6. 受給者証の発行を申請する
  7. 申請が許可され療育に通えることに

期間は約1年かかりました。すべての方が1年かかるわけでないと思いますが

保育園の待機児童のように療育施設の人数の空きを待っている方もいます。よってもっと長くかかる場合もあるかもしれません。

私の場合は、相談や申請を自治体を通じて行っていたため、待ちの期間が結構ありました。

子育て支援施設で相談する

最初は、自治体の運営する子育て支援施設で相談しました。そこのケアマネージャーさんに言われたのが、娘は『吃音』という症状か、発達が少しゆっくりであるかという2つの可能性。

『どちらにしても、未就学児のうちに『療育』に通えば、症状は良くなることが多い』

娘を『療育』に通わせることやSTの先生による『療育』がいいんじゃないかと教えてくれました。

たまたま2週間後に娘の3歳児検診があるので、そこで相談員の方に現状を説明したほうが良いとのアドバイスをもらいました。

ここで初めて『吃音』・『療育』・『ST(言語聴覚士)』の3つの言葉を知り、療育に通うことが、娘にとって最善の道かもしれないという希望の光が見つかりました。

3歳児検診で相談

自治体の3歳児検診は一見流れ作業に見えました。はじめに診てもらった小児科医の先生は『普通に自分のお名前言えるし問題ないよ』の一言でしたし。

集団での診察ではじっくり診てもらえないから仕方ないですよね。

最後に相談員の方と話した時は、

『ドクターが問題なしと言われたとのことですから様子をみてもいいと思います。お母さんはどうしたいですか?』

と逆に質問されてしまって。

ここでなんとなくわかりました。

親がはっきり言わないと次につながらないんだ。

『様子をみましょう』という言葉はかえって親の私には不安だけ。

子供に療育を受けさせたいです!とはっきり伝えると、自治体の発達相談の予約を入れてもらいました。

この時点で自治体から、娘が療育施設に通えるようになるまでサポートしてくれる『サポート相談員』の方が付くことになりました。

自治体の発達相談に行く

月1度行われる発達相談には3回行きました。

2回目に簡易な知能テストを行い、3回目には小児科医の先生が来て、発達障害専門の先生に宛てた紹介状を書いていただきました。

専門のドクターが記入した”子供に療育が必要だと記載された診断書”を受給者証申請書類とともに自治体に申請すると、『児童発達支援施設』に通うための『受給者証』が発行される。

この『児童発達支援施設』に通うことが『療育』にあたることだと、ここでようやく理解できました。

私の家から近い発達障害専門の病院は3つ。すべて片道1時間以上のところばかりで、どこも初診では2~3ヶ月は最低待つことになるとのこと。

私はそれらの中から、電車で通いやすい専門クリニックに行くことを決めました。

療育施設を探す

クリニックの初診を電話で予約しましたが2か月半先でした(@_@)!

2か月半の間、家の近くで通えそうで且つSTの先生が在籍している療育施設、つまり『児童発達支援施設』を調べまくりました。

私達が住んでいる町には該当する施設は3つ。その中でSTの先生が在籍する施設は1つ。しかし3つとも定員いっぱいで

療育施設は保育園入園より厳しいのかと現実が分かってきました。

しかし3か月後に開所する予定の施設が隣町にあると分かり、早速説明を伺いに施設を訪れました。

”予定通りに受給者証が発行できれば、その施設が開所してからすぐに通うことが出来そう。しかもSTの先生が常時在籍している”

私は、この施設にする事を心に決めました。

専門クリニックで診断書を書いてもらう

専門クリニックで簡易的な発達検査をした後、ドクターより娘について

『吃音の症状がみられますね。療育を頑張っていきましょうか』

と言われました。

その結果、

  • 月1回は、専門クリニックでSTの先生と訓練をする事
  • 3カ月に1度は、専門クリニックのドクターに経過を診てもらうこと
  • 『療育の必要性があるのでやりましょう』と記載した診断書を自治体に提出し、受給者証を発行してもらうこと

以上が決まりました。

ようやく療育に通う事が出来る!とこの時は安堵しましたが

現実は違っていたのです。

受給者証の発行を申請をする

早速、診断書を自治体に提出しました。しかし結果は

『今回は見送り』

なぜかはこの時は分かりませんでした。自治体の受給者証発行を決定する部署が見送りと決めたそうです。

”1度も会った事が無い人達が私の娘の事が分かるの?”

”9か月くらいかかって、やっとここまできたのに!”

もう絶望感でいっぱいでした。

申請が許可され療育に通えることに

私は諦めませんでした。

子育て支援施設の方やサポート相談員に事情を伝え、もう1度自治体の部署に検討してもらうよう働きかけました。

その結果、次回クリニックでのドクター診察の際、サポート相談員の方が同席してくれることに。

サポート相談員がドクターから娘の詳細を直接聞き、もう一度申請することになったのです!

そしていよいよ診察の日、ドクターより思わぬ言葉が

『なんで、療育に通えてないの?』

どうやらドクターは、娘が療育施設にちゃんと通えるようにと診断書を書いたのに

実現してないので、自治体の対応に不満を持っているようでした。

(同席してくれたサポート相談員の方は娘の申請に尽力してくださった方なのに、ドクターに怒られてしまい申し訳なかったです(>_<))

対して、ドクターの診断書を見た自治体の部署は(あとで分かったのですが)

”専門クリニックが月1回の訓練をやってくれるのなら、それで様子をみよう”

という見解だったそうです。

確かにあの診断書の文面では、そう解釈するのも仕方ないかも。

ありがたいことに、クリニック所属の医療ソーシャルワーカーの方が、自治体の部署に連絡してドクターの真意を直接伝えてくれました。

その後、半月ほどで受給者証の申請が許可され、娘は療育施設に通えるようになったのです。

絶望から希望の光をつかんだ時でした。

療育に通ってから現在は?

娘は療育に通って半年経ってからは語彙がかなり増えました。

療育時間内のプログラムでは、焦っていていると吃音は出ますが、それ以外では目立たなくなったそうです。

保育園では自分の主張をクラスの子に言えなかったのですが、自分からクラスの子に『○○ちゃん、おやつ半分こしよ』って優しく提案した

ことがあって親の私はかなり驚きです(#^.^#)

さらに私やパパが、娘に言葉で言い負かされることも出てきました。

先日『そんなどろんこの手でおなかを触らないで』って注意したら

『おなかは触ってないよ。おへそだもん。』って(笑)

もちろん日によって吃音の症状の違いはあれど、娘の成長をひしひしと感じます。

なにより娘が楽しく通っているのがとても嬉しいです。療育の後は『今日〇〇をしたの!』って喜んで報告してくれることが私は毎回楽しみです。

まとめ

『もし娘が療育に通っていなかったら?』

娘の状態にずっと目をそらし続けていたら、娘が小学校入学するときに私は悔やんでいたと思います。児童発達支援施設での療育は未就学児までですから。

もし娘が療育を受ける前の状態で入学していたら、学校が息苦しい場所になっていると想像できます。

また、療育をしていることで娘の成長だけでなく、親の私にとっても嬉しい変化はあります

娘のことで『どうしよう…』という後ろ向きな思考から、『こうしよう!!』ってプラスに考えられるようになったんです。

先生方にアドバイスをいただいているので、娘の悩みを1人で抱えることはなくなりました。

私は娘を療育に通わせることができて良かったと考えています。娘に合った施設やSTの先生方に出会えたのはとても幸運でした。

まだまだ手探りの状態ですが、これからも娘に寄り添って頑張っていきます。